今月の一枚(2016年)

2016年12月

ウガンダ北部ナイル川の夕焼け。

夕焼けが映し出すユーフォルビアの木々の緩やかなシルエットを眺めながら、1日の終わりに感謝をし、新しい明日に希望を抱く瞬間です。

 

撮影者 山下里愛


2016年11月

ウガンダ北部のアチョリ地域の夜明け。

夜に雨が降り、朝のひんやりと澄み切った空気の中、広大な大地の先から、力強く輝く太陽が昇ってきました。新しい一日の始まりです。

 

撮影者 大野康雄


2016年10月

ネパール 在りし日のバクタプール。

世界遺産のバクタプールは、人々の日常と観光客が入りまじった街でした。軒下に揺れる何かお祭りめいた花飾りがひときわ夕日に映えていました。大地震の悲しみから1年以上が経ち、この街角はどうなっているのだろうか。この光景が戻ってくることを祈らずにはいられません。

 

撮影者 芹沢利文


2016年9月

ウガンダ北部アチョリ地域の村の女性グループ。

アチョリ地域では20年にわたり内戦が続き、多くの人達が厳しい生活を強いられていました。今でもその影響は強く残っていますが、それを感じさせない伝統的な歌と踊りで私達を歓迎してくれました。

 

撮影者 中西政文


2016年8月

マレーシア・サバ州スカウ村で撮影した野生のオランウータン。

アブラヤシのプランテーションのために原生林が切り開かれ、オランウータンの生息場所が狭くなってきています。スカウ村では住民がオランウータンの行動をモニタリングし、森を守りながら自然との共生を図っています。

 

撮影者 今榮博司


2016年6月

沖縄県西表島のマングローブが美しい川。

カヌーで川の上流に入っていくとマングローブ林が水面のすぐ近くまで生い茂り静寂な空間が広がっていました。西表島には写真のようなマングローブに覆われた川が数多く流れています。

 

撮影者 中西政文


2016年5月

ウガンダ北部アチョリ地域のヌォヤ県にあるマーケットの様子。

野菜や干し魚などが、地面に敷いたシートの上に並べて売られています。写真は乾期に撮影したものですが、雨期には野菜の種類や量が増えます。

 

撮影者 石川渚


2016年3月

ウガンダ南西部のムブロ湖国立公園で出会ったシマウマの親子。

一面サバンナの緑の中でしま模様が映えます。15の湖と湿地帯、疎林やサバンナなど、変化に富む美しい公園内では、他にもたくさんの動物が生息しています。

 

撮影者 山下里愛


2016年2月

世界遺産 飛騨高山の白川郷。

地元の方が、世界遺産の意義について熱く語ってくれました。白川郷は世界の平和に貢献するために、その土地の人々が世界遺産になることを願い、実現したこと。そして、これからも恒久平和の希求に貢献するために私たち白川の人々がいる、ということを。

 

撮影者 芹沢利文


2016年1月

ケニア東部に位置するモンバサの海岸から見た朝日。

いつもはインド洋から打ち寄せる荒々しい波が、嘘のように凪いでいました。穏やかで鏡のような海面に、朝日がキラキラ反射していました。

 

撮影者 大野康雄


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